「Stay hungry, Stay foolish」
この言葉は、アップルコンピューターの創始者のひとり
スティーブ・ジョブズ氏が
スタンフォード大学2005年の卒業式で行われた
伝説のスピーチの最後の言葉です。
ホリスティックシンポジウムも
つい先日の2日に終わった矢先に
何故、ジョブズ氏の言葉にとなるのですが、
すでにご存じの方もおられると思いますが
ジョブス氏が昨日(5日)
すい臓がんのため死去されました。
この冒頭のスピーチはすい臓がんを
発表し手術を受け無事生還した時のスピーチでした。
ジョブズは3つの事を話すと前置きし
話が始まりました。
その3つとは、
- 最初は、点と点をつなぐ話です。
- 2つ目は、愛と敗北についての話です。
- 3つ目は、死についての話です。
とくに最後の話は深く考えさせられるものがありました。
それから6年たった今年8月
ジョブズ氏は急にアップルのCEO(最高責任者)を
退任するというニュースを聞いて
「へぇ~」と思っていました。
そして今日訃報を聞いて
いろいろ調べてみると
ほぼ同じ年だという事が解りました。
パソコンは大好きで
今でこそウィンドウズを使っていますが
もともとMacからこの道(?)に入ったので
Macに対する思い入れは深いものがあります。
一代をなす人には
様々にいばらの道がありますが
ジョブズ氏もご他聞にもれず
波乱万丈の人生を歩んでいます。
スピーチは癌からの生還の後ということで
感慨深く話をしています。
誰も死にたいと思っている人はいません。
天国に行きたくても、
そこに行くために死にたい人はいません。それでいて、
死は誰もが向かう終着点なのです。かつて死を逃れられた人はいない。
それはそうあるべきだから。
なぜなら「死」は「生」による唯一で最高の発明品だから。「死」は「生」のチェンジエージェントだから。
つまり古いものが消え去り、
新しいものに道を開ける働きです。
シンポジウムが終わって
また新しい時代へ
一歩一歩進む時に
ちょっと心に残ったニュースでした。
その講演はここから見れます。(ユーチューブ・日本語訳付き)
全文を訳しているものはここにあります。
http://sago.livedoor.biz/archives/50251034.html