阪神大震災を振り返る

13年前の5時46分大地を揺るがす

エネルギーが阪神地区を襲いました。

6434名の尊い命が天へ召された。

私の地区は大阪の西南部に当たり

幸い被害を受けることはほとんど無かった。

テナントで入っていたマンションの壁に亀裂が入ったぐらいです。

5時46分突然の揺れに目が覚めた。

一瞬何が起こったか判らなかった。

まもなく地震であることを悟り

あわてて小学生の子供の所へ駆け寄った。

ほどなく収まってテレビをつけてみたが

何もやっていない。

30分一時間と過ぎるにつれ神戸の様子が

どんどん映し出されていく。

倒壊した阪神高速道路。

この映像はとても強烈な印象でした。

映画のワンシーンを見ているようだ

夜が明けて刻々と入ってくる情報

ただぬ出来事に目を見張るばかりだ。

神戸地区に住む友人の安否が気になるが連絡が取れず。

そのころ奈良にすんで居た両親にも電話が通じなかった。

連絡が取れたのはその夜だった。

今朝の新聞にもこれから30年以内に地震が起こるであろう

可能性が載っていた。

何時とは判らないが

必ず起こるということである。

といって心配でずっと家にこもっている訳にもいきませんね。

かといって何時何時何分起こるということが判っても

どうすることもできません。

例えば大阪で何年何時何分に起こるといわれて

他の地区へ移動しても

そこでまた何が起こるか判りません。

地震の中心地に居ても奇跡的に助かった

という人の話も聞くし、

たまたまいつもと違う方向で寝て

いつもだったら頭に落ちてきたであろうスピーカーが

足元に落ちて難を逃れたという話も聞ききました。

まだ起こらぬことに心を惑わされるより、

今日一日をしっかり足元を固めてすごして行きたいものです。

阪神大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、

被害に遭われた皆様に衷心からお見舞い申し上げます。

合掌

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