膝痛2考

膝痛2考

クライアントのAさんは膝痛歴2年、

色々なところを回ってこられて

健康塾に先月の初めに来られました。

一回目の調整の後一週間後に来ていただきました。

二回目の調整で痛みが取れ大変喜んで帰られました。

整形外科での診断は膝関節変形症の初期。

40代前半の女性です。

主訴は歩行時の痛みと正座ができない。

順調に改善していきました。

3回目の予約日の前日

Aさんから電話があって

予約のキャンセルの言葉。

「何故ですか?」の問いに、

整形のドクターに「整体はダメ」と言われたとの事。

クライアントのEさんは膝痛歴3ヶ月。(初回痛み時は2年前)

最初に整形外科専門のクリニックに行かれました。

診断は「たいした事ありません」で

電気治療(低周波、マイクロ)とシップ剤。

痛みが取れないので、

一週間後かかりつけの医院を受診。

整形の専門ではないが

整形外科も標榜。

診断は半月板の損傷。

継続治療が必要と言うことで電気をあてに毎日通いだす。

合わせて鍼灸院にも通いだす。

もうひとつ改善が見られない。

50代後半の女性です。

主訴は歩行時の痛み(破行あり)と正座ができない。

特に階段の昇り降りの時、膝に力が入らない。

インターネットで当院を探し当てて

メールにてのお問い合わせ。

諸般の事情でかなりストレスがある模様

治療するもぜんぜん改善が見られないことに対して

焦りから欝的な気分障害がありとの事。

何回かのメール手のやり取りの後

当院に来院。

カウンセリングをベースに

全身調整、と膝へのマニュピュレーション。

アドバイス。

「最初の受診と2回目の受診の間に

そんなに急に悪くなることはありませんよ。

だから初診時のドクターの意見も

2回目のドクターの意見もどちらも正しいのですよ。

診かたとEさんへのアドバイスの違いですよ。」

と話を切り出して、

Eさんの今の膝の状態と

痛みの因果関係について説明。

「本来は3の痛みなのに

自分の周りで展開されている諸般の出来事により

痛みが5にも6にも増幅されて感じるんですよ・・・。」

と説明。

構造的変異が有っても無かっても

「状況によってさらに自分で

痛みを作り出してしまうことがあるのですよ。」

と言うような話をお伝えしました。

2回目来場時気にかかっていた出来事も

無事終わり「ほっとした」とのこと。

それに増しても

「膝を気にしなくても歩けるようになった」

と言うのが一番うれしい。

と喜びの報告をいただきました。

このカウンセリングに近い形は、

腰痛は「怒り」であると言う本をご覧いただくとヒントがあります。

AさんとEさんを比較すると同じような症状(後者の方が重症ですが)でも

自分の感覚を信じるか

ドクターの一言を優先するか、

チョットやるせない感じがした、

同じ時期に出会った膝痛2例でした。

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◆いよいよ春本番、いや初夏かな?・・。

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