病気を通じて進化する

痛みは体の内側からのメッセージです。

もしこの痛みが無かったら、

怪我をして血が出ていても気づかず

出血多量で死んでしまうかもしれません。

整体的にいえば痛みがあるから

自分の間違った生活習慣に

気づくことができると言えます。

それを他人任せにして痛みを取り除いてしまうと

そのメッセージに気づけないことがあります。

私の考える『健康観』とは、

バランスを取る能力のことです。

病気になる必要がある時に

病気になれる力・・・。

人は病を通して気づくことがあります。

病だけでなく、

「生老病死」全てに気づくチャンスを

与えられているはずです。

ただ痛みや苦しさはできれば

避けて通りたいのが人情、

「何で私が病気にならなければいけないの・・・。」

この答えは難しいと思います。

風邪や胃痛から不治の病まで

病気のレベルにも色々ありますし・・・。

人は生まれた瞬間から少しずつ寿命を逆算しています。

皆に共通の「死」というゴールがありまする。

「死」がゴールかどうかは色々な考えがある思いますが・・・。

せっかくいただいた痛みを取ってしまうのは、

セラピストの傲慢であると思う時もあります。

多くは感謝されますが。

飯田史彦さんは「生きがいの創造」

私たちはこの世で自分で決めた宿題をするために

生まれてくるといっています。

腰痛を持った人が整形にいき

手術をしてその結果

痛みが改善する人や

痛みが変わらない人など

様々な人がいます。

今この手術の是非を云々というのではなく、

手術を選択する人、又何らかの方法で

手術を回避できる人

この差は何なんでしょう。

勿論これはその人の信条、

情報の有無など様々な要因があると思いますが、

手術をしなくても改善する人や、

手術をして少し改善する人や、

予後が悪くて、人(病院)を恨む人や

いろいろな人がいます。

患者側にしてもドクター側にしても

今の時点の現象にしか目を向けていないと

他人に責任を転嫁していくということになってしまいます。

「病は体の内からのメッセージである」

そのメッセージに気づくために病気や様々な困難に

めぐり合って考えて

自分で課した宿題を解いていくのではないかと思います。

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