視覚情報を処理する
脳の占める割合は8割ぐらいだと言われています。
お母さんのお腹の中に居る時は
皮膚感覚(蝕性感覚)が一番ですが
生まれて色々学習していくうちに
視覚や、言語の感覚が
触性感覚よりずっ~と優位になってしまいます。
勿論スピーディな情報収集ができますが
そればかりに頼ってしまうと
間違った判断をしてしまうことも多いのではないでしょうか。
手品なんかも視覚と心理のトリックですね。
以前テレビでアフリカの視力のいい人(5.0とか)の前で手品をすると
我々が解らないタネを見透かしてしまうという番組がありました。
彼らは細い糸や、暗い部分での周りとの同化を使ったトリックなどを
すっかり見抜いていました。
結局現代人は
触覚も視覚もだめということでしょうか。
実に残念です。
整体の仕事はどちらかというと
蝕性感覚に頼るところが多いですね。
カウンセリングなどで
言語や視覚で情報を収集して
そして判断して判断して
最後のアウトプットは
蝕性感覚なんですね。
普通の職業より
手の感覚は敏感ですかね。
時々生徒さんに目隠しをして
整体の練習をしてもらいます。
最初は慣れませんが
だんだん見ても見なくても
同じようにできるようになります。
目では見ているのですが
同時に手でも感じながらできると
技術が数段アップします。
しかし視覚情報の中で生きている私たちは
少し視覚情報を遮断してあげると
脳は休息を取れます。
眠らなくても横になって目をつぶっているだけでも
脳には休息を与えることができます。
疲れたら無理しないで
少し目をつぶって
体の声に耳を傾けてあげてください。
真愈整体学院の「卒業生の声」が新しくなりました。
良かったらご覧下さい。