昨日の大阪女子国際マラソンを見て印象的だったのは

30キロまでの福士加代子の独走ではなく

むしろ30キロを越えた後の

福士加代子の生き様です。

 

30Km以上は未知の世界として残したまま

マラソンに挑戦なすることの是非はあります。

「準備不足」、「マラソンを甘く見た」という声も有ります。

 

あえて挑戦した事への賛美をする訳でもなく、

とにかく印象に残ったのは

競技場へ入るまでと

トラックを走っている時の転倒です。

 

精根尽きて気力だけで走っていて、転倒。

その転倒の様子は

まさに顔から突っ込んでいくという感じでした。

そして起き上がった彼女の顔のアップ。

そんな時でも“笑顔”。

 

そしてまた走り出す。

足元はふらふらで、また転倒。

転んでも転んでも前を向いて笑顔で走り続ける。

その姿を見て胸の奥から湧き上がってくる感動。

思わず目頭に熱いものを感じたのは私だけではないでしょう。

 

一方様々批判を浴びそのプレッシャーをも

跳ね飛ばすかのように頑張った朝青龍。

千秋楽まで一敗を守り横綱決戦まで持ち込んだ

心意気は素晴らしい物がありました。

 

その白鵬との大相撲も手に汗握る大接戦でした。

終盤、朝青龍が白鵬を吊り上げる。

それを白鵬は堪え

最後に白鵬が上手投げで勝つという展開でした。

 

残念なのは最後で朝青龍が左上手を外し(切られたかもしれませんが)

肘から落ちる感じとなりました。

相撲では最後の最後まで勝負を捨てずに

手を突かず顔から落ちろといわれています。

 

その二人最後の転び方を夜のスポーツニュースで続けて見た時。

比較できる条件は同じではありませんが、

またそれぞれが精一杯色々な物を背負って勝負に挑んだわけですが、

最後の最後まで途切れなかった

福祉加代子の“転倒”の方に私は軍配を上げたいと思います。