秋のダイエット

執筆者 | 10月 4, 2006 | 【整体師の目】, 症状, 考え方 | コメント0件

 

 だんだん涼しくなってきて、

素肌を出す機会も少なくなってきますが

このまま冬に突入する前に少しダイエットの

基本を押さえておきましょう。

 

私のところでもダイエットは常に話題の的です。

その時にお話しするのが、

「ダイエットには3つある!」

という事です。

 

その3つとは、

1、体重

2、体脂肪

3、シルエット

です。

 

本来生活習慣病を含めてお話をする場合は、

1と2が大切なのですが、

実際は

「1と2は適当に言ってもわからんけど

3は見たまんまやから・・・。」

というのが女心でしょうか。

 

ダイエットを実行する時にまず考えていきたいのが、

各自の体質ということです。

今回お話する「陰の肥満、陽の肥満」

というのは体質を判定する一つの目安です。

 

「陰の肥満」とは、

色白の水太りタイプ。

実際の体重より太って見えやすい。

冷えがあったり、

むくみが出やすい人が多く、

体力が無いので疲れやすい。

徹夜などは苦手というタイプ。

です。

 

一方「陽の肥満」は、

かた太りで便秘を訴え、

比較的体力が有り、

少しぐらいは無理をしても平気で、

ストレスからつい食べ過ぎてしまう人が多い。

 

陰の肥満はエネルギーの

無駄使いをしないタイプで、

太りやすい体質です。

反対に陽の肥満はエネルギーの放出量が多いタイプですが、

消費エネルギーより摂取エネルギーが多いため、

太ってしまう人が多いということになります。

 

例えば水分をたくさん摂取する

というダイエット法がありますが、

これは陰の肥満では

「効果が出にくいばかりか、

ますます体を冷やしてしまう。」

という悪循環を招く場合もあります。

自分の体質をしっかり見極めなかったら、

労多くして効少ないということになります。

 

ただ陰と陽は、

はっきり境目をもって分かれるのではなく、

人は皆「陰と陽」両方の性質を持っていますが、

どちらにより近いかという基準を参考にします。

さて、貴女はどちらに近いタイプでしたか。

 

その他に肥満と関係があるものは

生活のリズム、

食べ物の種類や食べ方、

ストレス、

運動、

骨格の歪、

基礎体温、

生理周期、

薬の摂取等です。

ただ食べないだけでは、

返って痩せにくい体質を作ることにもなりかねません。

食のコントロールの前に「体と心」の

準備に取りかかることが先決でしょう。

 

いらいらして知らない間に

お菓子が口の中に・・・。

ショ糖や、果糖は体を冷やすばかりか

すぐにブドウ糖に分解されるので

多糖類である穀類を上手に取ることが大事です。

 

ストレスいっぱいの方に、

「お菓子止めましょうね」

って言ったらそれが、

返ってストレスになりますからね。

 

だから私は

「お菓子止めなくてもいいから、

ご飯ちょっと増やそうね」

というアドバイスします。

体の機能は肉体も脳すべてブドウ糖で動きますから

その材料を何で補うかは重要なポイントです。

ただ食べないダイエットや、

単品のダイエットは

返って体のバランスを壊します。

バランスよく食べる工夫からはじめてみませんか。

 

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