朝10時から大阪で再放送をしている米倉涼子さんが主演の「doctorX」録画して見ています。
放送同時には全然興味が無かったけど、有るきっかけで見るようになった。
ドラマ自体はフリーランスの外科医が白い巨塔に向かっていくという良くあるドラマです。
勧善懲悪でまあ、それなりにスカっとするドラマなんですが、
毎回の手術シーンの最後に気になる場面があります。
「私は失敗しないので」と、自らの腕と行動にプライドを持ったスゴ腕の外科医だ。
と豪語する主人公の作りなのですが
その難しい手術をした後で、必ず患者の胸元に手をそる瞬間がある。
権力に向かっていく姿との対比でとても印象的です。
その瞬間彼女は何を想い、
何のためにその行為をするのか
「人事を尽くして天命を待つ」
そんな心境でしょうか。
高等な技術の上に成り立っている
彼女の行動のなかに
その背景には凄くヒューマンな行動があり
その象徴がこの手当ではないでしょうか。
医療の原点を見た感じです。